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ジャーマン・スープレックス・ホールド アントニオ猪木 |
初めて見たのはストロング小林戦。放った瞬間、猪木の両足が浮いたのには驚きました。首だけで二人の体重を支えてるってことですから。スープレックスには多種ありますね、飛龍原爆固め、猛虎原爆固め・・・他のスープレックスも確かに美しいけど、猪木の衝撃の両足浮いたジャーマンが過去一番かなと思います。アーチの描き方で言うのなら、初代タイガーも素晴らしい美技ジャーマンだと思います。 |
卍固め(オクトパス・ホールド) アントニオ猪木 |
ビジュアルが綺麗。他の選手が放つこともあるが、猪木のそれが一番美しいと思っています。左足のフック、右手の支えと押さえ、左腕でのホールド。猪木の柔らかな身体と、長い手足がなせる唯一無二の固め技。これで猪木の体重と背筋でほーろどした相手を押し潰せば完璧ですね。立ち技での固め技で相手のバランスを支配できる技を私はこれ以外知りません。 |
ネックブリーカー・ドロップ ジャイアント馬場 |
巨体が宙を舞う。ここ一番の必殺技、それがジャイアント馬場のネックブリーカー・ドロップですね。この技が見られただけで宝くじに当たったような感激を覚えました。16文、32文人間ロケット砲にも魅了されましたが、美技という意味ではこの技がもっともジャイアント馬場らしいと思っています。 |
バックドロップ ジャンボ鶴田 |
ルー・テーズ、ヨロシク、へそで投げるバック・ドロップ。ここ一番でしか放たない鶴田の一撃必殺技。対戦相手の技量によって角度を変えていたのは有名な話ですよね。 |
ウエスタン・ラリアット スタン・ハンセン |
一撃必殺への邂逅。左腕を天高く突き上げ、黒いサポーターをまさぐる。それだけで震えた。日本レスラーのレジェンド、ジャイアント馬場、アントニオ猪木に放って、ピンフォールを奪う。他の使い手の選手と異なるのは、芯がぶれない点。ラグビー経験者だからなのか、足と腰はしっかり地面に固定して、遠心力ヨロシク、対戦相手の喉元をぶち抜く。その様はまるでアート。アンドレ・ザ・ジャイアントとの奇跡の田園コロシアムの激闘、全日のエース鶴田、天龍との死闘、四天王との決戦・・・日本プロレス界における三世代との激闘を繰り広げた唯一無二のウエスタンラリアット。かつて、前田日明曰く、レスラーの技で最もキツかったのはラリアットと。試合でラリアットがさく裂しない時は、お決まりで暴走し続けるハンセンを制止しようとする若手をラリアットの餌食にしていたから。よっぽど痛烈だったんだろうな。 ともかく初動から終焉までほんの数秒、これだけ魅せられる技も少ないと思います。 |
キングコング・ニードロップ ブルーザー・ブロディ |
制作中 |
フライング・ネックブリーカー・ドロップ アニマル浜口 |
対戦相手をロープに飛ばして、首の巻きつくように飛んで、平行に自身の体をスライドさせて、後頭部をマットに打ち付ける。一連が美しく思ってたのは私だけでは無いはずだと思いたい、それだけ美しい技。 |
パワースラム バズ・ソイヤー |
全方位パワースラム。360度、どの角度からも決められ、しかも身体のバネ、しなりが怖ろしく美しい、カメラワークに頼らない(全方位からも美しい)、美技だと思います。初見は単なる中堅レスラーとみていた奇声、奇行のバズ・ソイヤー、そのスラムを見てからは大ファンになりました。テクニックもバツグンなんだもん。 |
ツームストーン・パイルドライバー ダイナマイト・キッド |
対戦相手を抱え上げてから、体勢を返して、マットに脳天を打ち付ける。ダイビング・ヘッド・バットも美しいフォームだったけど、フライング技にあまり納得できない私はこの技を推奨。股間に腕を添えて、より強く打ちつけるという姿勢が、キッドらしさを感じていました。 ちなみにキッドとタイガーは共通の技も多く、これが両雄の試合を伝説化させたのもうなずけます。 |
捻り式バックドロップ マサ斎藤 |
相手の胴に腕を巻きつけ、そのまま引っこ抜くように天へ、その後、垂直に落下するバックドロップ。確かに捻りを加えられているが、個人的には垂直落下式バックドロップが正しいのかなとも思います。 |